今日は初めて不動産融資を受けたとき
のお話をしたいと思います。
一言で言うと、結構苦労しました。
最近は特に年収重視、金融資産重視の
金融機関が多く、不動産業者をつかって
アレンジをする場合にそういった銀行を
使えなくなります。
そんなことはさておき、こういう事情も
あり本業のサラリーマン年収の高くない
私は苦労をさせられました。
たしか、最低限の年収が700万円だった
でしょうか。
たとえ金額から下回っても融資が出ない
ことは無いのですが、知る人ぞ知る、
某S銀行では融資と引き換えにほぼ全ての
貯金を定期預金に積立てる条件を出して
きました。
事実上のお断りですよね。
そんな中、一行だけ融資OKの金融機関が
現れました。理由として、
■借金が無い
■ある程度の金融資産がある
■無抵当の不動産を持っている
がありました。
なんだ、こいつ(私の事ね)お金持ちか
と思われそうですが実家が金持ちだった
わけではありません。
むしろ貧乏で大学へ行かせられない家庭
でした。
増してや年収が高いサラリーマンでも
ありません。
しょうもない中小企業勤めの身でした。
無抵当の不動産とはいえ、これは相続
によるもので売値が数百万円。古いので
かなりのリフォームが必要な物件で優良
物件には程遠い代物です。
リフォーム代には泣かされました、、
それでも、なぜ不動産を買えるに至った
のか?
話は脱線するようですが昔の話をします
たしか金融ビッグバンの頃、1998年
頃?だったでしょうか。
当時勤めていた職場にリストラの嵐が
吹き荒れ、まじめに勤めていたにも関わ
らず、多くの人たちが職場から消えて
ゆきました。
なんともいえない不安感と人生観の変化
とでも言えばいいのでしょうか。
何にせよ私の内面に変化が起こったのは
間違いないことを覚えています。
何かせねば・・
いままで工学の専門書ばかり読み漁って
いた私の新たな行動が後々不動産投資に
につながるとは思いませんでしたが、、
話を戻します。
私の起こした行動、それは株式投資です
実は起業も考えなくも無かったのですが
ハードルが高すぎるとの結論に至り株式
投資にしました。
恥ずかしながら起業スクールにお金を
出して通ったこともあるのですが、
ビジネスモデル構築力、財務の知識、
人間力、等々全てにおいて高いレベルに
無ければ無理との判断で止めました。
そのスクールの講師曰く、
「起業は千三つ、成功する確率は低い」
「だったら起業スクール開くな!」
と独り突っ込んでみたのですが、
突っ込んでも仕方有りません。
そうしてさっさと見切りをつけてたどり
着いたのが、株式投資。
これなら、投資対象(企業)のチョイス
分散投資さえ間違えなければ一瞬で資産
をなくすことも無いし、ましてや高度な
総合的な知識経験も要らない。
ちょうど、参入したのが2001年の
お正月。あの、9.11の後ということ
もあって市場が暴落し安く仕込めたこと
もあり、おかげさまで不動産業者さん
から驚かれるくらいの資産を築くこと
できました。
やがてそれが融資の審査が下りた理由の
一つとなったのですが、今に至るまでの
人生が肯定された気分になりました。
ありがたいですね。
数々の年収重視の銀行に断られたときは
さすがに、
「高年収に非ずは人にあらず」
そんな気分に落ち入っただけあって、
尚更嬉しかったですねぇ。
そうそう、思い出しました。銀行が融資
をするときの判断材料として株式資産は
評価が高いらしいです。
株式投資に融資をしないのに、変だとも
思うのですが、
いつか銀行目線が学べる株式投資の話を
しますね。
楽しみにしていただければ幸いです。
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