いつだったか、青山一丁目駅を降りたときの
こと。用事が早く終わったので駅周辺を散策
していたら古ぼけた広めの路地が目についた
何だ??
周りと不似合いな感じにつられて入ってみた
そこは昭和40年代の景色。高度成長期に建て
られたであろう団地があった。
子供の頃の景色・・
異常に懐かしく、タイムスリップしたと他人
様に言われたら間違いなく信じたであろう。
駅周辺の洗練された雰囲気からいきなりの
変化もあって、あまりに奇妙すぎる感覚に
とらわれた。
さて、冷静になるまでしばし経ってから、
よくよく建物を見るとあまりの老朽化に愕然
とした。
コンクリートがはがれて、鉄筋むき出し、
配管の老朽化が手に負えないのであろう、
新たな配管類が無理やり外部に取って付けら
れていた。
住人は本当に居るのか?
そんな疑問を持ってふと見ると、木刀の素振
りをしている老人が芝生に見えた。
低所得者向けの寂れた団地か・・
いや、そうではないらしい。ある程度収入の
ある若い男が住んでいることがベランダに干
してあるものから見て取れた。
やはり利便性を狙って割り切って住んでいる
者もいるのか・・
立地と、老朽化、住人のバラエティ。
なんだかつかみどころのない団地であった。
木造であったらリノベ狙いの融資で建て替え
事業をしたいところだが、RCでは難しいな。
いやぁ、不動産投資って奥が深いですね。
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