幕末を取り上げた時代劇を観たら、
ふと、徳川埋蔵金伝説を思い出した。
埋蔵金伝説といえば、テレビの特番で取り
上げられていたのであなたは覚えているかも
しれない。
さて、この埋蔵金伝説、やはり嘘ではないか
と思う。
と言ってもただの嘘ではなく、当時の為政者
が意図的に流した可能性が高いのではないか
当時、アメリカと通商条約が結ばれて日本が
困ったことの一つが国内の金の流出である。
当時の金と銀の交換レートは、
世界標準 :金1に対して銀15
国内レート :金1に対して銀5
なんと、世界標準の3分の1の価格で金が
買い取れたのである!!
世界中から金を求めて商人が殺到したのは
言うまでもないだろう。
当時の金商人曰く、
真のゴールドラッシュは米西海岸でなく日本
と言わしめた程なので、当然、国内の金価格
は高騰して金融パニックが起きた。
なぜか、あまり語られていないが相当ひどい
ものだったらしい。
現代のTPPは日本の金融資産を奪う口実と
いう論調があるのはこれが遠因かもしれない
さて、話を戻すとこんなときに為政者は
どうするか。
考えられる選択肢のひとつとして情報操作
による金価格の安定を謀ってもおかしくない
つまり、「金はたくさんある。」と噂を
流して政情の安定を謀ろうとしたのだろう
そして、これがいつしか徳川埋蔵金伝説に
なったのではなかろうか。
まあ、はっきりした証拠はないので適当に
読み流してやってください。
でも、本当だったらなんか悲しいですね。
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