よく投資雑誌でエコノミストの株価予測が
載っていますが、当たらないですよね
なぜでしょうか。
私見ですが、以下のことが挙げられるのでは
ないでしょうか
1;そのエコノミストの性格
性格的にいつも弱気な予測をする方もいれば
逆に強気な予測をする方もいます。
(名前はあえて伏せます)
おもしろいことにいつも弱気な予測をする人
がある日突然強気に転じたとたん株式相場が
弱気相場に転じることがあります。ですから
主張の転換点が相場の転換点となる場合が
あるので性格の偏りのあるエコノミストの
使い方としては面白いのではないでしょうか
2;エコノミストの使う理論が古い
かつての日本では公共工事に税金を投入
すれば景気が上がると信じられてきました。
ケインズという経済学者が唱えた理論なの
ですが、アメリカでは1970年代には使え
ない理論としてとうに廃れた理論でした。
ところが日本では痴漢容疑で消え去った
エコノミストを始めごく最近まで信望された
理論でした。これに限らず、エコノミストの
使う理論には古いものがあって、うかつに
信じられないので注意が必要でしょう。
3;経済学は机上の空論となる場合がある
例えば「貸し渋り」という言葉が聞こえ
なくなって久しいですが、この言葉が喧し
かったころ、需要と供給の理論によって企業
の借りる意欲が無いから銀行貸出が伸びない
というエコノミストの主張がありました。
当時会社を経営された方、あるいは事情を
良く知る方ならお分かりと思いますが、
そんなことは決してなく、銀行の一方的な
事情であることは明白であったと思います
このように経済学の理論が成り立つ上で「
需要と供給の理論」など前提条件があるの
ですが、これが曲者で今述べたように実際の
経済の現場にそぐわない場合があるのです
4;エコノミストは株式の需給を見ないで
相場を語る
彼らは当然というべきか仕事柄経済の知識
だけをもって株式相場を語ります。
しかも季節要因などの純粋な需給関係を一切
無視して相場を語ります。
これではやはり片手落ちの予測しか出来ない
のではないでしょうか。
では、株式相場を予測する上でエコノミスト
特に彼らの基となる経済学はまったく役に
立たないのでしょうか。
いやぁ、経済予測って本当に奥深いですね。
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