最近、AIの発達に乗っかったのか、
AI(人工知能)による投資信託が出ている
ところが、意外とパフォーマンスが悪いという
聞いた話なので話半分で読んで欲しいのだが
原因は、単に過去データの少なさでしょう。
中にはたった一年分のデータを基に運用して
いる例もあるという。
残念ながら、1年分では少なすぎる、、
そもそも景気の循環は4から5年ぐらいを
見た方が良い。いわゆる在庫循環ですね。
特に日本は景気循環が日経平均に作用している
感があるのでなおさらである。
欲を言えば、昨今のコロナ相場をみれば
リーマンショックも加味して欲しいですね
裁量トレーダーの方もこの辺は参考になると
思いますよ。
何年もずっと同じ手法は通用しないですし。
話を戻すと、つまりは1年分のデータだけ
では教師データの量が少なすぎて相場の転換
が読めない。
当たり前ですよね。
システム的に重大な欠陥があるのです
もし、AI投信を売り込まれたら、
教師データ期間(量)とバックテストの結果
(シミュレーション)で判断された方が良い
でしょう。
それから、シミュレーション結果で示される
資産の増えるグラフですが、ある時期に急激
な右肩上がりの角度がある場合も注意です。
パフォーマンスの罠です。
逆に、ガクンと下がることもあるからです。
SNSで宣伝されているトレードシステムの
多くは大抵はこの罠にはまります。
理想的なのは緩やかでいいですから、
右肩上がりのブレが少ないものですね。
毎年、毎月似たような高勝率、損益率
これが理想です。
「わずか一か月で○○%」
このうたい文句は要注意!
パフォーマンスの安定性が見えない!
まぁ、自己申告なので信頼ある第3者の証明
がないのが、そもそもイタイですが、、
確かに達成されたとしてもその後が怖い。
逆に後々大きくやられるのが大半でしょう
トレードで難しいのは安定的に儲けること
ですから。
経験者ほど、この境地に行き着きます。
本当に良いAIトレードシステムがこの
境地を見つけてくれれば良いですが、、
顧客のことを考えない日本では無理かな?
追伸
トレード本ではないですが理想の資産曲線
を知りたいならこの本が良いですね
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